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出会いとは奇なるものなれば「アリアドネ」

2018/02/07
 
初音ミクサムネイル用イラスト
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小説家志望の夢追い人。ボカロ大好きでボカロ楽曲だけで124GBのSD使い切りました。お菊さんの理念に共感しブログ更新をつきあうことに。

出会いとは奇なるものなれば「アリアドネ」

運命の出会いとは、唐突にやってくるものです。それは人だけでなく、音楽もまたしかり。人生を変える自分の名曲との出会いは人生の中で尊くかけがえのないものとなるのです。

私の中での名曲との出会いはほんの二年前の話で案外最近だったりするのですが、私はこの曲と出会い、その歌声に心を奪われ、その旋律に体を震わせ、その詩に感動を覚えました。

 

そんな私のマイフェイバリットソング(=お気に入りの曲)を今回紹介させていただきたいと思います。

黒うさP様より「アリアドネ」でした。

運命とアリアドネ

まずアリアドネの糸とは何か? アリアドネとは、神話におけるミノスの娘のことを指し、ミノタウロスを退治すべくラビリンスに侵入したテセウスが迷わぬようにとアリアドネが渡した糸玉。これがアリアドネの糸と呼ばれるものです。

意味合いとしては内助の功や正解への道しるべを指します。

この曲の冒頭にあるように、今われわれが生きているこの時代はまさに飽食の時代と呼べるでしょう。物に溢れ、求めるものは日々変化し、皆一様に自らの欲するものを常に欲し続け、難題ばかりが増えていく。そんな時代はまさに出口の見えぬラビリンス(迷宮)と呼ぶにふさわしいものだと思います。

迷い、苦しみ、もがき続けた先にあるものはわからないまま、ただただ時間だけが通り過ぎ、毎日道に迷う。この世の中に果たして答えはあるのか。何を欲し、何を手に入れれば心が満たされるのかという自問自答。そんなこの世の中に嫌気が差すのは無理もないんじゃないでしょうか?

そんな中、この曲の主人公と思しき少年は、一人の女神と出会います。その女神は愛を歌う。

「この世界の唯一不変の答えこそは愛だ」と歌う。

不確かで形のない「愛」を歌う彼女との出会いは、彼にアリアドネの糸に似た道しるべとなり、その糸は彼女も巻き込んで強く絡まっていく。

運命の出会いとはきっとこういったものなのだろうと思います。

成長とギャップと…

黒うさP様といえば「千本桜」で有名ですね。

歴史物の曲が多く、こういった楽曲のイメージがない人がほとんどだと思います。しかし有名なP様の動画を漁っていくとこういった埋もれてしまった名曲が数多くあるのです。素晴らしい表現力と安定感でもって、これがボーカロイドの神髄だと見せつけてくるこの技術には圧巻の一言。技術の高さは正に神業です。

このブログを書いていて感じるのは楽曲投稿者様の成長です。処女作から作品が増えるごとにクオリティの変化が顕著になっていくのです。漫画も一巻と最終巻では絵が違うアレみたいな感じです。私が言えたことではありませんが、実際この感覚はあなたもわかるのではないでしょうか?

黒うさP様の「カンタレラ」を聞いて「千本桜」を聞くと方向性の変化に驚きますしね。

その中でも比較的新しいこの「アリアドネ」と「千本桜」とのギャップはかなり激しいです。だから驚きが多いし、聞けば聞くほど味わい深いです。

また「千本桜」を聞いたのが私のように高校生ぐらいの頃だった人が、少し大人になってこの「アリアドネ」を聞くと、「大人になった自分と子供の頃の自分の差や変化に強く気が付かされる」そんな気がするのです。

そして残念なことに黒うさP様の楽曲は、実はこの「アリアドネ」を投稿した2014年からまだ新曲が出ていないのです。いろいろ勘ぐってしまいますが、私はいまだに新曲を待ち望んでいます。私の中で黒うさP様はボカロ界の王なのです。

ボカロ楽曲は数多く存在し、数多くの名曲が生まれ、10年の時がたった今も生み出され続けています。その中でもやはり「千本桜」と言えばボーカロイドの代名詞と言えるでしょう。そんな名曲を生み出した黒うさP様のこの「アリアドネ」は、有名でこそない曲なれど究極的にメッセージ性に特化していると感じています。

最後に

ボカロ界の王、黒うさP様の「アリアドネ」の紹介でした。

今では「歌ってみた動画」もはやってきて、純粋にボカロの曲そのものを楽しむ人って少ないのでは?と思っているんですが、一度原点に返って、ボーカロイドとの出会いを思い返してみるのもいいんじゃないでしょうか?

それはまるでアリアドネの糸のように、今を生きるあなたの希望になるかもしれませんよ?

 

では最後になりますが黒うさP様に一言、

「今回、楽曲紹介をさせていただきました希鳳です。私が初めて聞いたボカロ楽曲は「千本桜」で、ボーカロイドの世界へ誘ってくれた思い出の曲でした。「アリアドネ」が出た時の感動は今でも思い出せるほどで、王の帰還とはこの事と興奮したものです。あれからもう三年、いつかまた新曲で黒うさP様の世界を見せていただける日を待ち望んでおります」

 

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