真っ直ぐ、後ろ向きに『ブラッディ・メアリ』

楽曲紹介

辛いことがあった時、明るくて元気な応援ソングを聴いても返って落ち込みが深くなってしまう日ってありますよね。
今回はどうしようもなく打ちのめされた日に聴きたい、後ろ向きに元気になれる曲のご紹介です。

息吹(であずP)作詞・作曲
【ギャラ子】ブラッディ・メアリ【オリジナルカバー】
【ギャラ子】ブラッディ・メアリ【オリジナルカバー】

「真っ直ぐ、後ろ向きに」というキャプションがこの楽曲の全てを的確に表しているのですが、もう少し個人的な感想を語らせてもらいますね(笑)

落ち着いた艶っぽい雰囲気のピアノから始まり、一気に音が増える瞬間にテンションが一気に上がります。
そして前奏が終わり、ギャラ子さんのボーカル。
ギャラ子さんの歌声は初めて聴きますが、ハスキーで迫力のある歌声ですね。
絶望の淵に立たされ打ちひしがれる主人公が、優しさも記憶も感情も、何もかもを捨てて立ち上がる……そんなストーリーになっています。
全てを捨てなければ乗り越えられないほどの絶望とはどんなものなのだろうと想像力が掻き立てられますね。
一見とても悲しい歌詞のようですが、全てを捨ててでも力強く立ち上がり前を見据える姿はとても美しく、聴く者に勇気を持たせてくれます。
どこか古き良きヴィジュアル系を彷彿させる雰囲気も感るのは一枚絵の影響もあるのでしょうか。
要所要所で入る力強くもどこか悲し気なピアノの音色もぐっときます。

この楽曲は元々がくこボーカルだったものをギャラ子ボーカルでセルフカバーしたものです。
がくこバージョンもまた違った雰囲気でとても良いのでぜひこちらも聴いてみてくださいね。

【がくこ】ブラッディ・メアリ【オリジナル曲】

コメント