タナトス
今回紹介させていただきますのは、今作で三曲目となりますYoSHie様の楽曲となります。
一曲目、二曲目とかなり速いペースと思ったらもう三曲目、今回はかなり毛色の違う作品となってます。POPでキャッチ―な一曲目、共感と食い込んだ歌詞で涙を誘う二曲目。今回はテクノROCKな楽曲ですね。
何でも書けるのね、センスを分けてくだせぇ……。
作詞:YoSHie 作曲:めひかり 絵:YoSHie
増し増しの表現力
悲恋を描いた楽曲なんでしょうね。
かなり書き込んだと言いますか、
相当作りこんだんやろなぁというのがわかる歌詞ですね、歌詞表現が素晴らしく手が込んでいます。
楽曲のテクノROCKな感じとよく合いますね。いい感じに飽きが来ない作りこみは流石の一言です。
慣れてきてますね間違いなくw
ただ少し辛口かもしれませんが、個人的にはかなり直球なイメージのあった前作のが好きでした。
理由としましては、分かり辛いという事です。歌詞表現は確かに良いです。手の込んだ小難しい歌詞は結構好きなんですよ。
聞きながら意味を紐解いていく感じが好きなんですよね。
「色褪せた写真は無口、能天気な笑顔振りまく」
こことかすっげぇ良いなぁとは思うんですが、終始一貫して表現が難しいからちょっと疲れるのは否めなかったです。
かなり何度も聞いたんですが未だに掴み切れてないところがあるのでひょっとすると僕の頭が悪いのかもしれません。
総評としては好みこそ別れても好きな人はとことん好きなタイプの曲って感じです。テクノROCK好きな人は聞きやすいですね。丁寧な作りこみも相まって良い仕上がりになってます。
なんとなく音楽が聞きたくなって流す曲としてはぴったりだと思います。
作業BGMとしてもアリですね、違和感なく生活に溶け込んでくれました。
タナトスとはなんぞや?
そもそも「タナトス」って皆さん知ってますかね?
かなりいろんなゲームだったり小説、漫画に出てくるんですけどもともとタナトスってギリシャ神話の神様です。
双子のヒュプノスは眠りの神様、というよりは眠りそのものなんで擬人化に近いですね。タナトスもそんな感じで、神様というよりは「死」そのものなので擬人化に等しい存在です。
簡単に説明しますと死神ですね。
言葉の意味合いとしては、攻撃、自己破壊に向かう「死への本能・衝動」を指します。
それを踏まえて楽曲を聞いてみるとこのヒロイン、かなりのヤンデレなんじゃないかという疑惑がw
こういう考察楽しいですよね。大好きなんですこういうの!因みにタナトスと対を為す神様はエロスです。ギリシャ神話、わかり易いですね。
最後に
YoSHie様に一言
「今回も紹介させていただきました、希鳳です。表現力豊かな楽曲で、いろいろと考察できるのが楽しかったです。ストレートな楽曲も良いですが、こういった楽曲もまた違った味わい深さがあり、聞いていて非常に有意義な時間でした。次回作も楽しみにしております!!」
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