遠く近く、光はきっと【遠い空】

楽曲紹介

【初音ミク】 遠い空

【初音ミク】 遠い空 【オリジナル曲】

この曲を一言で表すと、切ない。とにかく切ないという言葉が似あいます。
幼いころ、共に過ごした女の子二人が主人公となっています。
けれど、ショートカットの女の子は生まれつき、視力が落ちていく病を患っていました
女の子の視力は落ち続け、治療するために二人は離れ離れに。

それでも同じ空を見つめて笑っていれば、二人は繋がって幸せでいられる。
そう、信じ約束したリボンの女の子とショートカットの女の子は別の場所で過ごしていました。

しかし、ある日治療に行き詰まり失明すると、意志に宣言されたショートカットの女の子はひどく落ち込み。
霞んでいく視界の中で、希望の光を失っていきましす。

このままじゃダメだって、少しでも生きる光を得るため、遠く離れたリボンの女の子にメールを送ります。

リボンの女の子は、そのメールを読み、
実際に女の子の所に会いに行こうとします。

しかし、見知らぬ土地に、幼い女の子が一人で会いに行くには限界があり、また同じ場所に戻ってきてしまいました。

失明してしまった女の子は、メールでばかり気持ちを押し付けてはダメだと思い
実際に女の子の住む町まで電車で会いに行きます。

偶然が重なり、二人は向かい会う列車で再会する事に。
しかし、この時。すでに視力を失っていたショートカットの女の子は、
リボンの女の子を目視することは出来なく。

すれ違う列車の中で。遠すぎる思いを通わせることなく、あの日同じ空を見つめて笑っていれば、二人は繋がって幸せでいられる、その約束だけが今も彼女たちを繋げているといった非常に切ないストーリーになっています。

このストーリーを完全に解釈できるのは、作曲者様だけですが。
私たち聞き手側には、色々な方面で解釈する事が出来ます。

ぜひ、この難解なストーリーを自分独自の心に落とし込めればなと思い、私の解釈は一説にすぎません。
様々な価値観で、この遠い空を楽しんで視聴していただければなと思います。

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