夢は遠く「透明バリア」

楽曲紹介

透明バリア

前作「しめきりまにあわない」に続き、プラズマ様の「透明バリア」を紹介させていただきます。今回の作品は現代社会の現状を風刺した曲でしょうか。

人と必ずしも同じである必要はない。
もちろんそれは皆一様にわかってはいることだとは思います。

それでも人間は自分と違うモノを強く嫌います。ほんの少しの違い、例えばカレーライスにソースをかける人もいれば醤油をかける人もいて、何もかけない人もいます。

私は醤油派なんですが、友人からは変な目で見られます。悲しいなぁ……。

【初音ミク】透明バリア【オリジナル】

まさにバリア

このほんの少し暗い曲調、歌詞が、強烈なほどまでに日本人の群集心理が生み出す汚点を描き出しています。

人と同じでないことは悪だという風潮を上手に風刺していますね。

日本人のこういうところが嫌いだよ僕は(日本人だけど)。

 

ほんの少し人と話すのが苦手だったり、ほんの少し運動が苦手だったりするだけでつま弾きにされた経験はないでしょうか?

個性というのはそれぞれ皆違うモノを持っていますが、その個性が強ければ何故か輪から弾かれる。この辛さや絶望感を誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

 

聞けば聞くほど深く心に刺さる歌詞ですが、この表現力は凄まじいですね。

いい曲だと思います。

ネガティブな曲ではありますが、職場で嫌なことがあった日なんかに聞いたら自分だけが感じていることじゃないんだなと安心できたりするかもしれませんね。

最後に

今回も素晴らしい曲を制作されたプラズマ様。お疲れさまでした。今後の活躍に大いに期待しております!

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