ボーカロイドの処女作っていいですよね。なにがいいって投稿者様の記念すべき作品であり、踏み出した第一歩という意味ではすごく美しいものだと思うのです。そしてなにより、最初の作品ってなんでもそうだと思うんですが、自分の一番描きたい世界観や情景、言葉だったり思いが一番込められたものになってくるんですよね。
今回はそんな記念すべき処女作、ozzy3様の「represent」です。
作詞作曲:ozzy3
シンプルながら非常に魅力的な、ひきこまれるような何かがあります。注目していただきたいのが歌詞です。家族であろうと友達であろうと、どうしたってわからないのは自分が相手にどう映っているのかという事です。自分が見ている世界と、相手が見ている世界は必ず違うモノ。しかしそれを口に出してしまえば簡単にその印象というか世界は崩れ去るのです。この心の奥底にある薄暗く表に出てこない感情を映し出す表現力に脱帽ですね。
イントロから終始緩やかな曲調を崩さず、生活に溶け込むようないい楽曲ですね。仕事が終わって一息つきながら聞いたのですが、すごいマッチしてました。いい感じにスッと空気に溶けていく感覚ですね。寒くなるこの季節、仕事が終わって一息、ホットコーヒーでも飲みながらなんていいんじゃないですかね?
最後に投稿者のozzy3様に一言「貴重な処女作を担当させていただきました。ありがとうございます。しっとりとした楽曲ですが世界観に惚れました。これからの活躍に期待しています、応援しております!」
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