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星空を見上げて「ホシノウタ」

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ホシノウタ

天体観測ってしたことありますか? 正直に白状すると私はあんまりありません。

ただ、実家が田舎なもので、晴れた日の夜の星空の美しさは本当にすごいんですよね。一面の星空ってやつです。

本当の宝、本当の美しさっていうのはきっと、自然の中で遥かな時を超えて私たちに届くものなのでしょう。

というわけで、今回紹介いたしますのは、巡音ルカの誕生日記念に作られた楽曲です! バチバチのROCKという事でテンション上げて紹介していきます!!

youtubne

【巡音ルカ】 ホシノウタ 【オリジナル曲】
ルカ誕写真はピアプロより武井雅人さんよりお借りしました。ありがとうございます。曲名:ホシノウタ作詞:Nosugar作曲:T-K(@annyomu)写真:武井雅人(

作詞:Nosugar 作曲:T-K(@annyomu) 写真:武井雅人

出だしからわかるスルメ感

もう最高!! いやホントにそう感じました。ノリノリで聞ける楽曲でしかも表現も細かすぎず荒すぎない絶妙なバランス。聞けば聞くほど味わい深く、何度聞いても飽きの来ないテンポのいいROCKナンバーですね!!

ホントにこれは聴いてほしい。イントロがいい曲にはずれは無いんだホントに!

そうイントロの「あ、めっちゃいいテンポ」と一瞬で知覚させるこのノリのいいドラムとストリングス。この段階でまず持ってかれます。そして楽曲が始まれば、ルカの落ち着いていながらもズシンとくる低めのハスキーボイスが何とも素晴らしいマッチングです。

美しい写真の背景も素晴らしく楽曲と合っていて美しいです。

そしてこれが一番伝えたいのですが、この楽曲、何時聞いても楽しめるように思います。というのも、巡音ルカをボーカルとして起用することによりうるさくなり過ぎず、非常に聞きやすい楽曲に仕上がっていて、ミクやリン・レンなどの高音域を活かしたハイスピードROCKとはまた方向性の異なる大人なリアルROCKとなっています。

なんといいますか、有名アーティストの唐突な路上ライブで死ぬほど感動する、そんな気分を疑似体験させてくれるような、そんな楽曲です。聞く人すべてに寄り添うような暖かくて、それでいて疾走感のある完成度の高いROCKですね。


人と星を掛ける巧妙な歌詞

この楽曲の素晴らしい部分としては、現代社会と星空、つまり我々人間と星を掛けるという巧妙な表現が挙げられます。

「今日もまた一つ光が消えていく

誰にも見られないまま 暗闇に沈んだ」

現代社会で生きていくうえで、夢に生きようとすることは自殺行為であるという風潮ってあると思います。それに押しつぶされて本来やりたかった事、成し遂げたかった事を世に出す間もなく諦めていく人が少なからず存在します。

そう、生きていくだけなら簡単なんです。なぜなら自分を殺せばいいからです。無価値な「平凡」に身を委ねて個性を消せば簡単に生きていけます。出る杭は打たれますが、出ない杭は打ちようがないからです。でもそれって、本来必要な価値のある事を見失っているとも言えるのではないでしょうか?

夢や理想は持ち続けるものです。それは生きる指標になる。いつか輝く星になるためのカギ、切符。そんな大事なものを捨てることを良しとし、正義と謳うこの世の中はどこかおかしいと思う反面、そうやって生きていかねば生きづらいという事も否めません。

「背中越しに君に向けて歌った歌は

何もない空に虚しく響いていた」

本当に伝えたかった思いは、世界に流された者の耳には届かないものです。それは虚しく虚空を揺らすだけ。

この楽曲は、星の見えない都会の空に飲まれていった一等星達の叫びのような、そんな悲しくて、それでいて何故だか「俺には届いたぜ」と「まだ頑張ってみるわ」とそんな気持ちにさせる不思議な力を持っているように感じました。

聴いているだけでパワーの湧き上がる、そんな素晴らしい神曲だと思います。是非とも一度聴いてみて、自分が描いた理想を取り戻す、そんな体験をして欲しいなと感じました。

最後に

T-K(@annyomu)に一言「素晴らしく作りこまれた神曲でした!! 非常に聞きやすくそれでいて聞きごたえがあり、何度聞いても飽きない魅力や、過去の自分を振り返るいい機会を与えてくれる、そんな楽曲に仕上がっていると思います。これからももっともっと素晴らしい楽曲をたくさん作りだしてくださいね! 応援しております!!!」

 

 

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