台本に描かれた愛はいらない「宵闇幻燈」

楽曲紹介

宵闇幻燈

もうすぐクリスマスですね。みなさんクリスマスの予定はどうですか?

僕は勿論、お仕事です。クリスマス? なにそれ美味しいの??

というわけで今回紹介いたします楽曲は、真実の愛とは何かを歌う「宵闇幻燈」です。

作曲者であるメレル様の素晴らしいセンスに酔いしれていきましょう!!

ニコニコ動画

youtubeはこちらから→宵闇幻燈

作詞作曲 イラスト:メレル@merelerem66 

ビターでほろ苦い大人な恋愛

イントロからこのオシャレなリズムに乗せられてしまいました。非常にキャッチ―な伴奏は心地よい疾走感と共に楽曲を盛り上げてくれますね。

この疾走感の中で歌い上げられる悲恋の切なさは何とも胸が締め付けられますね。

悲恋というものは、最初から台本に描かれた愛を演じるもののように見えることがあります。実際、僕も幾つかの恋愛を経て感じたのは、お互いに愛情が薄れるとなんとなくですが、彼氏彼女である自分を演じているような錯覚に捕らわれることがありました。

そうなってしまってはもう終わりなわけですが。

「形だけ綺麗な笑顔見せて」

この歌詞の切なさ、虚無感は恐ろしくリアルで凄まじいものだと思います。歌詞全体の表現力の高さは凄まじいですね。作中のキャラクターの心情や、情景がリアルにダイレクトに伝わってきます。

ビターでほろ苦い大人な恋愛といったイメージで、しかしながらオシャレな伴奏もあってか、ただただ悲しいだけの楽曲にはなっていないため非常に聞きやすい楽曲だと感じました。

心のすれ違いや、心情の変化を台本や時計の秒針などでオシャレに表現することで、より大人な雰囲気を増幅させていますよね。この雰囲気は大好きですね、ホントに何回でも聞いていたくなります。



あふれ出るセンスの良さ

前述の通りかなりオシャレに仕上がった楽曲なのですが、やはり語りつくせないほどのこのあふれ出る言葉選びのセンスは素晴らしいものがありますね。

ストレートになり過ぎず、かといって変化球にもなり過ぎない絶妙な塩梅になっており、聞くたびにグッとくる歌詞に心奪われました。

大人な楽曲は数多くあれど、オシャレでかっこよくここまで完成された楽曲はなかなかないんじゃないでしょうか?

宵闇の中に幻のように輝く街燈。宵闇幻燈というタイトルも魅力に溢れていますよね。

分かれと出会いの多いこの冬の季節に、暖かいコーヒーと共にじっくりと音楽の世界に身を投じるのにぴったりの楽曲だと思います。

オシャレな楽曲を聞きながらリラックスしたいときに心からおすすめしたい楽曲です!!

最後に

メレル様に一言「素晴らしい楽曲でした!! 冬にピッタリなビターな楽曲で、センスの良い歌詞に聴き入っておりました。大人でオシャレな世界観。溢れるセンスと表現力には圧倒されるばかりです。これからも素晴らしい楽曲を生み出し続けていってください、応援しております!!」

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