【テンプレ付き】MIX依頼の方法とMIX師の探し方

初心者向けページ

最近、TwitterなどSNSを見ていると、「MIX師に依頼したいけどやり方がわからない」といった内容の投稿をよく目にします。

そこで、今回はMIX師に依頼をする際の流れと必要な情報、準備するものなどを全てお伝えいたします!

コピペして使えるMIX依頼用のテンプレートも作ったので、最後まで読んでぜひMIX師さんに依頼してみてください!

 

①音源データ(歌、オフボーカル音源)の準備

MIX師に渡す音源データの準備に必要な知識はこの3つ

1、インターネット受付特有の「頭出し」
2、トラックの整理
3、「録音した歌声データ(wav)」と「オフボーカルの2mix音源」

では1つ1つご説明いたします。

1、インターネット受付特有の「頭出し」について

歌ってみたを投稿しようと思って少しでも調べたことがある人は必ず目にすることになる「頭出し」

この頭出し、非常に重要です!!

頭出しについてやりかたなどをまとめたページがあるのでこちらをご覧ください。

 

2、トラックの整理

頭出しまでを行ったトラックにわかりやすい名前を付けます

曲名-メインボーカル
曲名-メインボーカル-2(ダブリング用)
曲名-上ハモ
曲名-下ハモ
曲名-合いの手-1
曲名-合いの手-2

など、このようにつけるとMIX師も混乱せず、あなたの意図も間違いなく伝わります!

そもそも、どのように分けて歌ったらよいのか…
この記事で解決できます! 是非ご覧ください!↓

3、「録音した歌声データ(wav)」と「オフボーカルの2mix音源」

♦録音した歌声データ(wav)

歌声を書き出すときは「Wav」という形式で書き出します。
すると「サンプリングレート」なるものを選んでくださいと言われます。

一般的には    28Bit 48000Hz
見つからなければ 16Bit 44100Hz 

といった設定が推奨、、というかそうでなければ受け付けてくれない人も多いです。
もし、ソフト側が確認してこない場合は、その録音ソフトの書き出し(オーディオミックスダウン)の設定などを探せばあるはずです!

 

♦オフボーカルの2mix音源

オフボーカル音源の「2mix」とは
マスタリングされてないオフボーカル音源のことです。

Youtubeやニコニコ動画にアップロードされてるカラオケ音源は、マスタリング済み音源なのでピアプロやダウンロード可能サイトに作曲者本人が投稿している2mixデータを探すと良いでしょう。
どうしても見つからない場合、私はマスタリング済みのデータでもミックスすることが可能ですが、NOと言うミックス師の方もいますので確認が必要です。

 

②MIX師の探し方、依頼の方法と依頼用テンプレートテキスト

Twitterやその他SNSなどに仕事依頼受付中のMIX師を探します。
検索するとすぐに出ると思います。
ほとんどの人が過去自分がミックスした作品を掲載してるのでお好みで選んだら良いと思います!
一般的な判断基準としては

・ボーカルの音がクリアで、聞き取りやすいか
・オケと馴染んでいて違和感がないか
・エフェクトがかかっている部分に違和感がないか
・リバーブなどの空間系が変に前に出ていないか
・ハモリやコーラス、合いの手などの音量バランスが良いか

など、あくまで上記したことは参考程度にして、探してみて下さい!

それと、請求書や領収書の作成が可能で、メニューをはっきりと掲示しており、依頼前の時点で料金をはっきりと決めてくれる人の方がトラブルは少ないと思います。
※依頼したいMIX師の料金表などをしっかり確認し、自分の送るデータなら大体いくらになるか確認した上で連絡を取りましょう!

依頼する際にはこういった定型文(コピーOK)を使用するとスムーズに話が進むと思います!
私自身MIX師ですが、このような依頼文が来たらめちゃくちゃ助かります…!

〇〇(MIX師の名前)様
初めまして、YouTubeや〇〇にて活動をしております 〇〇(自分の名前)と申します。
この度は、歌ってみたのMIXをご依頼したくお声掛けいたしました。

以下詳細です。 

◆希望納期 
〇月〇日 (はっきりと希望する納期がない場合は〇月中などでもOK) 

◆予算 
〇〇円 (そのMIX師のメニューを見てあらかじめ決めておく、メニューがない場合などは直接確認すします。) 

◆使用用途
YouTube、Twitterへのアップロード 
(CDやその他ストアの場合は設定が異なるので、どこにアップロードするかきちんと伝えましょう) 

◆依頼する楽曲の詳細
例)
・曲名〇〇 
・キー+3
・トラック数 合計5トラック
 ①メイン
 ②ハモリ上
 ③ハモリ下
 ④コーラス 
 ⑤合いの手
全トラック頭出し済みです。
Bメロは、下記完成イメージ欄の動画のように、ラジオボイスのような加工をして欲しいです。

など、希望の詳細をできるだけ記載しましょう。

◆完成イメージ
参考にしている歌い手さんの動画のURLなどを記載しましょう。
(なければなくても大丈夫です。)

上記の内容でお願いしたく存じます。
その他、必要な情報が抜けておりましたら、お手数おかけいたしますがお申し付けください。
また、○○(MIX師)様の経験上、追加した方が良いトラックやエフェクトなどアイデアがございましたら、ご教示いただけるとありがたいです。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

〇〇(自分の名前)

 

このような内容であれば、意図も伝わりやすく円滑なやり取りができると思います!
上記のテンプレートはあくまでベースなので、自分流にアレンジするとより気持ちが伝わると思います!

 

以上の2点で依頼自体は問題なくできることと思います。

その他、補足程度ですが、ご依頼後の流れと注意点をお伝えしておきます。

 

ご依頼後の流れと注意点

ご依頼後の流れ(当サイトの場合)

1、歌声のデータと歌った曲のオフボーカル音源を送っていただきます。
  (データはメール、Twitterに添付をお願いします。
   こういったサービスが便利です。ギガファイル便

2、メニューを基に、必要トラック数やその他ご要望などを含め、料金を決定します。
  その後、請求書を作成し、お送りさせていただきます。
  お支払いはPayPay、銀行振り込みからお選びいただけます。
  お支払い先は請求書に記載してあります。

3、お支払いの確認後、作業に着手します。
 (初稿の目安は予約数によって変動します。1件につき約2日ほどです。)
 (短納期(24時間以内)の対応も可能です。)

4、一連の作業を行い、一度ご依頼主様に音源の確認をしていただき、修正を行います。
  修正点が無い場合はそのまま納品となります。

5、修正があった場合は修正後、改めて納品とさせていただきます。

と、このような流れで進めさせていただいております!

では次に、注意点をご紹介します。

注意点①
MIX師から、確定した作業内容に基づいた料金の請求書などを受け取りましょう!
値段もわからないまま数日が過ぎたころ、急に「MIXできました、あそこやここを修正しといたんで5万円です。」なんて言われても困ってしまいますよね。
あとは、最初話してた金額と全然違う! なんてトラブルも聞いたことがあります。

そういったトラブルを防ぐためにも先に「何の作業をして、いくらお金がかかるのか」
そこをしっかりと依頼側も理解しておく必要があります!
請求書などを発行してくれる人の方がより安心ですね!

 

注意点②
納品の方法と納品日
音源データは基本的にwavという拡張子のデータを扱います。
このデータは「非圧縮形式」という容量の大きいデータです。
事前にギガファイル便や、Googleドライブなど、どのサービスでやり取りするか決めておくとスムーズですね。

依頼用テンプレートにも書いてありますが、納品希望日も事前に協議しておけば安心です!

 

以上のことを踏まえておけば、問題なく取引できると思います!
まずは第一歩、とりあえず連絡しちゃいましょう!

 

 

当サイトから、MIXやマスタリングを依頼できるようになりました!

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